お客さまの基本設計を基に、形状設計を行ないます。鋳造工法のメリットを生かした一体化・中空化の提案や、薄肉化・軽量化が図れる素材形状や材質などの提案を行ないます。
型設計
長年のノウハウと蓄積した型設計技術を生かし、製品のネットシェイプ化を図ります。
複雑形状や薄肉の鋳鉄品の製造には、精密な型設計・製作が重要な役割を担っています。まず製品の形状に合わせ金型の設計を行います。溶湯の流れにともなう欠陥や引巣を防止するために、湯流れ凝固シミュレーションなどを用いて最適な方案設計を行います。
工程
蓄積した技術をもとに、3D CAD、湯流れ凝固シミュレーションなどのIT技術を活用し、型設計および製造プロセス設計を行います。型設計では、試作回数低減やリードタイム短縮を考慮します。
試作品を製作し、寸法の計測、内部欠陥や材質の検査を実施し、品質評価を行ないます。
量産初期の品質チェック、各工程での品質作り込みにより、安定した品質を確保します。